当社に入社しようと思ったきっかけは何ですか?
私が就職活動を行っていたのは、まだ世間に新型コロナウイルス感染症の爪痕が残る時期でした。コロナ禍ではほとんどの企業が業績の落ち込みなどに悩まされ、最終的には倒産してしまうようなことも珍しくありませんでした。しかしALSOK群馬は、警備業という、必要とされ続ける仕事であるがゆえに、コロナ禍でも負けることなく業績を伸ばしていました。また、昔では考えられなかった犯罪なども増え、リスクが多様化していく中、当社は強靭な「綜合安全安心サービス業」の実現を考えています。これからさらなる発展が期待できる業種であるとともに、企業としての方向性に未来を感じたため、当社への入社を決意しました。

所属部署ではどういった業務を担当していますか?
私は技術員として、主に機械警備システムに利用するセンサー類や、セキュリティー機器の保安・メンテナンス業務を行っています。警備に使用する回線の接続や切り替えの対応をはじめ、警備機器の定期点検・交換や、新しく警備を導入する予定の施設にて、お客様と相談をしながら警備機器の配置を検討することもあります。警備機器は機械ですので、経年劣化や動作不良とは切っても切り離せません。定期的に機器のメンテナンスを行い、不調の芽を摘んでおくことが、機械警備システムをお客様に長年ご利用いただくうえでとても重要なことなのです。
入社して大変だったこと、苦労したことはありますか?
当社の技術職は、センサーを動かすプログラムの制作などよりは、機器の故障や不具合を現地で処置するという業務の比重が大きくなっています。高校では情報処理やプログラミングを学んでいたため、初めは「本当に自分に電気設備の工事が出来るのか」という不安がありました。しかし、未経験で資格がない状態でも、一から先輩に教えてもらいながら取り組めるので、思い切って踏み込んで良かったなと今になっては思っています。

これからの目標や、将来取り組みたい業務はありますか?
現在私は、警備機器の保守・保全などについては見習いとして先輩に同行し、学んでいる最中です。当社の警備機器には様々な種類があり、同じような条件で反応するものでも特徴が違うなど、設置場所や周囲の状況に合わせての使い分けが必要です。警備機器のエキスパートになるにはまだまだ長い時間がかかりそうですが、先輩から技術や知識を学んで、一人でも保全業務をこなせるようになることが目標です。いずれは資格も取得して、より携わる業務の幅を広げていけたらと思っています。